当科の特徴
総合内科と感染症科、2つの専門分野が融合しています。
当科の目標
リーダーとして埼玉県全域で活躍できる人材を育成することを目標としています。
人材育成
目的の達成のために、以下の3つの教育理念を持って人材育成を行っています。
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①超プラチナ流屋根瓦制度
通常、屋根瓦式の教育システムは、レジデントの欠点を修正するために行うことが多いです。しかし当科はレジデントが「自分の長所を自覚し、自分の能力を存分に発揮する」ことを目標としているため、3つのポジションによるプラチナ流 屋根瓦制度を敷いています。
まずメンターたちは1~2ヵ月おきに、
1)臨床力
2)コミュニケーション力
3)発信力
4)研究力
5)業務能力
6)効率
といった評価項目に基づいて、客観的にレジデントの評価を行います。
加えてレジデントたちは自己評価も行い、これらの情報を統合してゼネラルリーダーが最終的な評価を行います。
これらの評価は、各レジデントの長所を科全体で理解するために行うのです。最終的にメンターは、その長所を生かすために、本人がどうふるまうべきかを考えるという形でフィードバックします。
②コーチング&ティーチング
短所というのは一見すると潰すべき欠点に思えますが、私たちは個人の素質そのものと考えます。素質を自覚してもらい、刺激して有用なものにしていくのがゼネラルリーダーやメンターの役割です。こういった考え方は「コーチング」に該当します。
質の高いコーチングのために、自己評価と他己評価、フィードバックを繰り返しています。
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一方で、臨床力については内科医として、必須の能力であることは避けることのできない事実です。優れたコミュニケーション力、発信力、研究力をもっていても、臨床力を持っていなければ説得力に欠けます。内科医は全員、臨床に関しては最低ラインを確保しておく必要があるのです。
そこで私たちが行っているのはティーチングを充実化させることです。
ティーチングの内容としては感染症に関する知識だけではありません。
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レクチャー内容は、当院の初期研修医にも公開しており、好評を得ています。ティーチング後は、到達度を確認するために仮想症例のカンファレンスや、口頭での確認を行うことで補足をしています。
コーチングのみでは賄うことのできない部分を豊富なティーチングで補うことで、当科では1人1人が自信をもって主役になれる教育システムを作り上げています。
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③臨床以外の部門の充実
当科は臨床業務以外にも、大きく分けると3つの仕事を行っています。これのどれを担当するかは、本人の素質と本人の希望を尊重して決めています。それぞれの部門にはリーダーがいて、リーダーを中心に普段の業務とは独立して活動を行っています。当科は臨床以外にも、多彩に活躍できる人材の育成に力を入れています。
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