当科の教授である岡秀昭先生の超有名な著書です。
目次
【内容紹介】
抗菌薬や各感染症の解説はもちろんのこと、微生物についての解説やワクチン接種などについても解説が豊富で全方向に網羅されています。
基礎的な内容だけではなく、有名論文についても解説されており、かなりレベルが高いです。感染症専門医を目指す人にとっては知っておかなければならない知識を網羅的に整理できます。
白衣のポケットに入るサイズなので、持ち運びもできて便利です。
【どんな人に向いているか?】
マニュアルという名前ですが、内容のレベルはかなり高いです。ある程度、感染症の勉強が進んだ人の知識の整理にとても良い教科書ではないかと思います。
投稿者は、この教科書を通読していますが、感染症初心者の段階では通読しておらず、日常臨床の疑問点をササっと調べるときに使用していました。感染症のレベルが上がってきた段階で通読してみると、大事なポイントが凝縮されていることに気が付き、岡先生の感染症への考え方も整理できたので、とても勉強になりました。
なので、どんな人向きかというと、ある程度感染症の基礎がある人の知識の整理に最適、と言えるでしょう。初級者向けの本などで感染症の大枠がつかめてきたら、是非とも通読にチャレンジしましょう。
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